「迷惑行為は聖地巡りの楽しさを台無しにする」 公式が観光客に注意呼びかけ!


<記事内容>

神奈川県横浜市の金沢八景や、東京都世田谷区の下北沢などを舞台に、主人公が高校生同士でロックバンドを結成し、音楽活動を通じて成長していく、テレビアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』(TOKYO MX)。

2023年5月9日、同作のウェブサイトが、『作中モデル地への訪問に関して』という告知を公開しました。

作中に登場している場所を訪れる、いわゆる『聖地巡礼』を行う際は、店舗などの関係者や近隣住民に配慮し、迷惑行為を控えるよう、ファンに対して注意を呼び掛けています。

2度目の注意喚起に「悲しい」「複雑な気分」

『聖地巡礼』に関しては、同年1月9日にも、ウェブサイトで注意が行われていました。

当時は、主にライブハウスについて言及されていたのに対し、今回は、特に近隣住民や地域に対して迷惑にならないよう呼び掛ける内容に。

また、日本語以外の言語でも呼び掛けられており、観光などで日本を訪れた、外国人のファンにも向けられているものとみられます。

ウェブサイトでの注意喚起を受けて、一連の出来事を残念に思うファンが、ネット上にコメントを投稿しました。

・『ファン』という括りで、モラルのある人たちも一緒くたに叩かれてしまうのは、悲しいです。

・漫画の連載初期から応援してきた者としては、複雑な気分になる…。

・『聖地』が活気づくのはいいことだけど、迷惑行為だけはやめてほしいよね!

『聖地巡礼』にまつわる迷惑行為は、『ぼっち・ざ・ろっく!』だけの話ではありません。

たとえば、人気バスケットボール漫画『スラムダンク』に登場する、神奈川県鎌倉市の鎌倉高校前駅には、外国人観光客が『聖地巡礼』をしに訪れています。

しかし、FNNプライムオンラインによると、観光客が道路の真ん中で写真撮影をしたり、ごみをポイ捨てしてしまったりと、迷惑行為が多発。近隣住民から苦情が出ているそうです。

『聖地巡礼』を、よりよい思い出にするには

ある作品の『聖地』に足を運ぶ人が増えるのは、地域にとってプラスになることもあります。

産経ニュースによると、和歌山県和歌山市は、同市の離島を舞台にした漫画『サマータイムレンダ』の影響で、近くの地域だけでなく、関東圏や、外国からも観光客が訪れるようになったのだとか。

自分が好きな作品に登場する場所を訪れて、まるで作品の世界にいるような感覚に浸れるのは、ファンにとって大きな楽しみでしょう。ただ、その場所で働き、暮らす人たちがいることも、忘れずにいたいものです。

『聖地』を訪れる人も、その場所の人も、お互いと作品に対して敬意を払い、よりよい思い出を作れたらいいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
NEWS | TVアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」公式サイトFNNプライムオンライン産経ニュース
※写真はイメージ
(出典 news.nicovideo.jp)


ぼっちろっく!』(BOCCHI THE ROCK!)は、はまじあきによる日本の4コマ漫画。『まんがタイムきららMAX』(芳文社)にて、2018年2月号から4月号までゲスト連載後、同年5月号から連載中。略称は「」。キャッチコピーは「陰キャならロックをやれ!」。 前作『きらりブックス迷走中…
71キロバイト (11,673 語) - 2023年5月6日 (土) 09:51



(出典 kai-you.net)




<このニュースへのネットの反応>

ゲロったダムじゃないのか





佐賀県は静かなもんだよ


本当に近年は礼儀やマナーを損なった巡礼者が増えたな。もっと粛々と巡れよ。聖地巡礼って言葉が本来どういう意味で使われてるのか一度調べてみるべきじゃないのか?そのつもりで巡礼してるんだからもっと舞台となった地域を敬え。荒らすんじゃなくゴミ掃除とかしに行くくらいのつもりで行け。オタじゃないけどゴミ掃除(マナー悪いオタ狩り)しに行くのでもいいぞ。