【漫画】厳しい自然界でアザラシがユル~く生き抜く姿を描いた4コマ漫画が「可愛い、癒される」と、今話題!


 癒しキャラの王道、アザラシ。そんなアザラシが厳しい自然界でユルく生き抜く姿を描いた4コママンガ『もちごま』(LINEマンガで公開中)の、「癒しだけじゃない」ダークさが反響を呼んでいる。LINEスタンプ発の同名人気キャラクター主人公として描かれる本作。愛くるしい海の生き物たちのユルい日常にほっこりする一方で、よくよく見返すと捕食や環境問題がテーマとなったストーリーに「かわいいと思ったら…!」「ちょっと闇を感じる」と注目が集まっている。作者のmomi先生に『もちごま』に込めた想いについて話を聞いた。

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■「もちごまは人間に注意しない」捕食、地球温暖化…癒しコメディで厳しい現実を“ユルく”描く理由

――「もちごま」というキャラクターが誕生したきっかけは?

momiさん】学生時代の課題で、アザラシシャチアニメーションを制作したことがきっかけです。アザラシが、シャチの狩りの標的になってしまい逃げ回り、結局最後は食べられてしまう…という厳しい自然界を描いたストーリー構成でした。この時にはまだ、「もちごま」という名前は付けていませんでしたね。

――誕生当時から、“厳しい自然界”がテーマにあったんですね。マンガでもエピソードほっこりする一方で、海洋汚染など海の生き物が直面する厳しい現実が垣間みえる描写も出てきます。そのような場面を描くことには、どのような想いがありますか?

【momiさん】海の生き物を守ることに、少しでも貢献したいという想いから描いています。深刻な海洋問題を伝えるのも、もちごまの大事な役目なんです。作品を描く上で海洋問題は大事にしているテーマの一つです。

――そうだったんですね。確かに、「もちごま」のかわいさに癒される一方で、よくよく見直すと考えさせられる描写も印象的です。癒し、コメディ社会問題と同時に扱うのは難しいと思いますが、注意した点はありますか?

【momiさん】マンガの中で「もちごま」は海に捨てられたゴミで遊んだり、氷が溶けてしまうことで失敗したりします。こういった表現で、地球温暖化や海洋汚染などの海の問題を説教くさくならないように、上から目線にならないように注意しながら描きました。

――「もちごま」の世界では「捕食」についても描かれています。そちらにはどのような想いがあるのでしょうか?

【momiさん】「もちごま」が食べられてしまう“捕食”についても、この作品の大事なテーマです。アニメーションを作っていた学生の頃から、自然界の厳しさをその現実とは対象的にユルく描きたいという想いがあったので、今後も表現していきたいと思っています。

――“ユルく”というところがポイントなんですね。

【momiさん】このマンガでは、アザラシの“愛らしさ”や“ユルさ”を表現している一方で、弱肉強食や海洋問題についてなど、結末に少しぎょっとするようなダークテーマも扱っています。ですが、直接的な問題提起をするものではなく、さまざまな問題を風刺的に描きながらも「もちごま」のユルい日常を描いています。人間によって引き起こされる海洋問題について、「もちごま」は決して人間に注意したり怒ったりはしません。読者の方には「もちごま」のユルい仕草やストーリーを楽しみながら、海の環境問題についても思いを馳せてもらえれば嬉しいです。

――キャラクターの名前「もちごま」の由来は?

【momiさん】“もちもち”した“ゴマフアザラシ”、ということで「もちごま」と名付けました。シャチに叩かれても、持ち前の柔らかさで衝撃を吸収して生き延びています。

――キャラ造形で特にこだわったポイントを教えてください。

【momiさん】こだわりは、「何か言いたそうな表情」です。「もちごま」はあまり喋らないのですが、その代わりに表情で感情を訴えています。ただ、目の光や鼻の線のバランスがうまくいかないことも多く、顔を描くのが実は難しいんです。

――マンガ連載はどういったきっかけで始まったのでしょうか?

【momiさん】連載前に、時々ですが簡単に描いた「もちごま」の4コママンガツイッターに投稿していました。それを見たLINEマンガの担当さんから、連載の提案を受けたことがきっかけです。「もちごま」はどんなキャラクターなのか、どういうことを考えて生きているのか、イラストだけでは伝わらないことを、物語を通して表現してみたいと思い、マンガにしてみようと決めました。

■「読者に想像する余地を残す」最小限のセリフで伝えたかったこと

――既に完成しているキャラクターについてストーリーを描くなかで、難しかったことはありますか?

【momiさん】「もちごま」がどんなキャラクターなのか、理解している自分では作品を客観的に見ることが難しかったので、会社の同僚にお願いして意見を聞いたりしていました。

――なるほど。客観的な意見を参考にしていったのですね。4コママンガならではの難しさもあったのでしょうか?

【momiさん】このマンガでは、「もちごま」のセリフは少なく、説明などの文字も最小限としています。そのため、ストーリーがわかりづらくなってしまうこともありました。少ない「4コマ」の中で、文字を少なくしつつもわかりやすくするためのバランスを取ることが難しかったです。

――文字によるセリフや説明を最小限にすることには、どのような意図がありましたか?

【momiさん】説明やセリフを少なくすることで、読者に想像する余地を残すことが狙いでした。文字が少ないので、読もうと思えばほんの一瞬で読み終えてしまうのですが、読者には一コマ一コマじっくり見たり、間を取ってもらったり、効果音を想像していただきたいです。結末でさえ、人によって捉え方が異なっていても良いなと思い、あえて明確にしていないこともあります。

――癒しと環境問題を同時に描けるのも、想像の余地があるからこそなんですね。マンガだからこそ表現できた、「もちごま」の癒しポイントについても教えてください。

【momiさん】「もちごま」は天敵のシャチも困っていれば助けるし、海洋ゴミの危険からクジラウミガメを守ります。失敗も多いけど、見返りなんて一切考えず、困っている生き物がいれば手を差し伸べる優しさを持っています。そんな「もちごま」の日常が、このマンガを通して伝わって癒やしになればいいなと思います。

『もちごま』、「シャチに食べられるアザラシ」という衝撃のメインビジュアル (C)momi/LINE Digital Frontier


(出典 news.nicovideo.jp)

4コマ漫画(よんコマまんが)は、4つのコマ(齣)によって短い物語を作る日本の漫画の形式の一つ。 最小限のストーリーを描くものとして、新聞や雑誌の一部に掲載され、古くから定着している形式である。 1980年代に登場した「4コマ漫画雑誌」や、1990年代に流行した「4コマ漫画アンソロジー」など、専門に取り扱う媒体も数多く存在する。
67キロバイト (10,006 語) - 2022年1月26日 (水) 00:49


筆者コメント
こういう漫画って単行本とかになると永遠に呼んじゃうんですよね。
かわいくないですか?ぬいぐるみとか欲しいww

<このニュースへのネットの反応>

北極圏の人とかはアザラシ普通に食べるよ。ビーガン用のお花畑とかないのでタンパク源ないと死ぬし。動物かわいいの前に人間を知ろう。


氷上のアザラシがシャチのおこす大波に追いつめられてる動画とか、シャチに追われて人のボートに乗り込むアザラシの動画とかのおかげで「シャチはアザラシを食うもの」って普通に認識してたわ


CCO「所詮この世は弱肉強食 強ければ生き弱ければ死ぬ」


100%マナティです


ゴールデンカムイの記事かと思った


動物奇想天外で中身食われたアザラシの革袋が海上に飛び出してるの見たことあるんで


シャチが連携してアザラシを狩るってサンドウィッチマンのネタで知ったよ