世間に衝撃を与えたこのニュース、90ページもの報告書が書かれていたとは驚きです。
一体どのような認識の違いがあったのでしょうか。

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 日本テレビは5月31日、ドラマ『セクシー田中さん』の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが亡くなった問題を巡り、外部弁護士も入った社内特別調査チームによる調査結果を公表しました。報告書ではドラマ化許諾の条件が制作サイドに伝わっていなかったことなど、コミュニケーション不足による信頼関係の喪失や、出版元の小学館側と日本テレビ側との認識の齟齬があったことなどがわかったとしています。

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●「原作に忠実に」という条件は伝わっていたのか

 同作をめぐっては、芦原さんがドラマ化に当たっての条件「原作に忠実に」が守られず脚本の修正を重ね、終盤の脚本を自ら執筆せざるを得なくなった事情をネット上に投稿。その後「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と投稿を削除した後に1月29日亡くなっています。

 日本テレビは「今回の事態を極めて厳粛に受け止め」社内調査を実施していましたが2月15日、ドラマ化にあたって窓口となっていた小学館とも協力して、新たに外部有識者にも協力を依頼した上で、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置する方針を明らかにしていました。

 公開された90ページの報告書では、芦原さんがブログで記した「原作に忠実に」がドラマ化の条件だったのかということ、小学館側と日本テレビ側に認識の齟齬があったこと、ドラマ制作の過程で芦原さんが制作側に不信感を抱いていったこと、ドラマの最後の2話では小学館側から「ドラマの脚本家を外してほしい」「脚本通りに放送すること」と連絡があったことなどを紹介。「制作・放送過程における関係者間の認識齟齬やミスコミュニケーションの発生とその理由」「原作者と制作サイド間の信頼関係が失われていった経過」「原作者による制作サイドへの不信が招いた決定的トラブル」「日本テレビの制作体制等に関する問題意識」「原作者の意向にそぐわないものであったか」などがまとめられており、今後のドラマ作りへの提言が盛り込まれました。

 同局代表取締役社長執行役員の石澤顕氏は「(調査の中で)改めて芦原さんがまさに心血を注いで原作『セクシー田中さん』を作り上げ、そしてドラマ制作に向き合っていただいたことを実感いたしました。また脚本家の方は素晴らしいドラマを作るため、力を尽くしていただきました」とドラマ制作に携わった関係者に感謝を述べる一方、「ドラマの制作に携わる関係者や視聴者の皆様を不安な気持ちにさせてしまったこと」を謝罪。「調査報告からドラマ制作者側と原作者側のお互いの認識の違い、そこから生じているミスコミュニケーション、ドラマの制作スケジュールや制作体制、契約書の締結時期など、今後日本テレビとしてさらに厳しく取り組まなければならない点が見つかりました」と指摘された課題について責任をもって取り組むとコメントしています。

ドラマ「セクシー田中さん」
(出典 news.nicovideo.jp)

トは一連のコメントを行うために新たに開設したばかりのもの。 ^ 作者の死去にともない未完で終了。 ^ a b c “漫画家・芦原妃名子さんが死亡 「セクシー田中さん」など連載|日テレNEWS NNN”. 日テレNEWS NNN (2024年1月29日). 2024年1月29日閲覧。 ^ a b c…
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<このニュースへのネットの反応>

結局原作者の要望がないがしろにされていて、脚本家も原作者の要望は知らなかったってことなんかね?一番悪いのは話半分で原作者に許可取ったり、そこを伝えないで脚本の依頼した日テレやん。




当時、脚本家の人は、自分がまるで被害者のように振る舞った挙句、原作者を侮辱するような発言をしていたよな?テレビ局側は、曖昧な態度に終始し、小学館側は事態を無視するかのように何の発言もしなかった。これらについて納得のいく説明ができているのか?また、関係者に対する十分な処罰を行ったのか?それらができていないのなら、こんな報告書は無意味だろ。


無関係の人の悪意が問題だったしな。もうこれで幕引きでいいでしょ。


テレビで見てたけど、日テレは脚本家がSNSに暴露するってのを知らされてたが止めなかったとかあったけど、トラブルが起こってたのに解決をしようとする意思がなかったのも問題じゃないのか?


脚本家が原作者の「原作に忠実に」という意見をガン無視し、原作者自らが手がけた9話と10話をSNSで扱き下ろし、挙げ句の果てに取り巻きを使って原作者を自殺にまで追いやったのが事の発端だろ。


概要だけ読むのと、全文読むのじゃかなり印象違うわコレ。原作者と契約を交わしてなかったせいで、脚本家の降板とクレジット削除に応じないと放送中止に追い込まれて日テレが脚本家を切り捨てた結果、脚本家がSNS投稿をしはじめたって流れだからな…。 しかも、改変要素の殆どは日テレ制作サイドの要望で、脚本家はマジで指示に従ってただけっていう。


ちなみに原作者の「原作を改変しないで欲しい」と言う要望は一切認定されてなかったようでな。小学館の方も週明けに報告するらしいからそれ待ちだが…日テレサイドと同様に小学館の担当者も相当にヤバかったんじゃねぇの?って気がするわ。


伝言リレーするから歪むんだよ関わった全員が1枚の契約書を飲み込めよ


一番に詫びるべき原作者に対してコメントしないとか、全然反省してないだろ。


放送を見たけど酷すぎ。他のニュースなら印象操作用のおどろおどろしいBGMをかけたり、関わった人物の名前や顔写真を用意したり、問題の組織に所属してる人物から上層部への批判めいた匿名の証言など、色々揃えて報じるのに自社の事となると一切なし。あげく、社長の謝罪とやらもキャスターが文章を読みあげるだけで本人が頭を下げる事もない。さすが日本で最も腐った業界だわ


謝る先は視聴者じゃねぇだろ。