今、マーベルのロキ人気がすごい!『ディズニープラス』でドラマ『ロキ』これは絶対おすすめ!
数え切れないほど多くの個性豊かなキャラクターが登場するマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の中でも、麗しいルックスとミステリアスな存在感、チャーミングな振る舞いなど多くの魅力を持ち、憎みきれない悪役として絶大な人気を誇っているのがトム・ヒドルストン演じるロキだ。
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ロキは、アベンジャーズのメンバーである雷神ソーとアスガルドでともに育った義理の弟だが、自らの出自を知り、コンプレックスを抱くようになってしまう。そして生来のいたずら心が悪へと転じ、人を欺く能力を使って地球征服やアスガルドの王座をねらうようになるという、なんとも人間味のある(神だが)めんどくさいキャラクターだ。
“宇宙一の裏切り王子”なんて不名誉なキャッチコピーがつけられてしまうほど、息を吐くように嘘をつき周囲を困惑させてきたロキ。そんな彼にスポットを当てたドラマ「ロキ」が6月9日よりDisney+(ディズニープラス)にて配信されている。本ドラマでは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)でアイアンマンたちが過去を訪れた際のトラブルに乗じ、どこかへ消してしまったロキのその後が語られるので、ここで改めてロキのこれまでの歩みを振り返っていきたい!
■王になるため、四方八方を騙しまくる!『マイティ・ソー』(11)
ロキのMCU初登場となった記念すべき作品が『マイティ・ソー』だ。頭に血が上りやすい性格が災いし、父オーディンに力を奪われたうえ、地球に追放されたソーの成長が描かれる本作。その裏でロキは物語を動かす八面六臂の大活躍を見せた。
小さい頃から父に義兄ソーと競わされながら育てられたロキは、ソーにいつしか嫉妬心を覚え、あらゆる手を使ってソーの王位継承を阻み、奪おうと計略。長年アスガルドと敵対関係にあった宿敵ヨトゥンヘイムの氷の巨人に密約を持ちかけて戴冠式を襲わせ、かと思えばアスガルドの民からの人気取りのために氷の巨人を裏切って彼らを殲滅したりと、分別のなさをこれでもかというほど発揮していく。
さらにヨトゥンヘイムの長であるラウフェイが、実の父であることが明かされ激昂したかと思えば、当のラウフェイをアスガルドに迎え入れて、オーディンを襲わせた隙に抹殺。その一部始終を母に目撃させて、地位を確かなものにしようとするなど、血も涙もない裏切りに次ぐ裏切りで物語をかき乱していく。しかしさすがにやりすぎちゃったために、ソーに悪事を暴露&鉄槌を食らわされると、最後は差し伸べられた父の手をも振り払い、アスガルドを離れ宇宙の彼方に消えていくという面倒くささを見せつけた。
■残念なところもなんともかわいい!『アベンジャーズ』(12)
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイが初めて顔をそろえた『アベンジャーズ』では、ソーへの復讐を誓い、地球の征服を企む、アベンジャーズの敵として再登場したロキ。物語の冒頭ではホークアイを洗脳し、自らアベンジャーズに捕まっては内部分裂を誘うなど、ご自慢の幻術や話術を巧みに操りヒーローたちを翻弄した。
しかし、ブラック・ウィドウの尋問に感情的になって計画をポロリと口走ったり、さらに異星人兵チタウリの大軍を率いたNY決戦では、ホークアイが放った矢を余裕綽々でキャッチするもその矢が爆発することまでは予想できずに吹っ飛ばされたり。前作でも垣間見えたお調子者で残念な一面が加速。
最後には、襲いかかってきたハルクを言葉で煽りまくるもその腕力の前にあっけなく叩き伏せられてしまうなど、トリックスターとしてこれ以上ないようなコミカルなやられざまで、存在感をアピールした。
■家族想いな一面がチラリ…『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13)
宇宙の秩序を守るため、地球を含む9つの世界を守ろうとソーが奮闘するなか、アスガルドへの復讐を誓う古代の軍ダークエルフが復活。ソーは、この窮地にロキと共闘することになり…というまさかの物語が語られる『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』。
地下牢に収監されても『アベンジャーズ』での悪行を反省する素振りを一切見せずに王位を諦めなかったり、キャプテン・アメリカに化けて無駄口を叩いたりと本作でも相変わらずのロキ。しかし、母フリッガを慕っている様子も見せ、彼女が命を落としたことを知ると大荒れ。共闘を持ちかけてきたソーに、幻術で平静を装っていることを即座に見破られるなど、母の死に動揺を隠せない家族思いな顔が見え隠れする。
そんなロキは、ソーと共にダークエルフたちに立ち向かうと、窮地の兄のため、強敵アルグリムと刺し違え、最期はソーに「すまない…」と謝罪しながら力尽きることに。しかし死は偽装で、映画ラストにはオーディンに化け、ソーの王位継承辞退を受け入れてほくそ笑むという、“らしい”振る舞いで観客を翻弄した。
■コミカルな魅力が爆発!…『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(17)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来、4年ぶりのMCU登場となった『マイティ・ソー/バトルロイヤル』。余命わずかなオーディンから、邪悪な“死の女神”で、彼らの姉であるヘラの存在を告げられたソーが、ロキやハルクらとともに、アスガルドの女王として恐怖で民を支配するヘラに立ち向かっていく。
オーディンのフリをして好き放題した報いでソーに殺されそうになると全力で平謝りを見せたり、ヘラによって飛ばされた惑星サカールにハルクがいることを知ると「早くこの星からでないと…」と怯えたりと、作品のテイストも相まって、これまで以上にコミカルに振り切っているロキ。
ソーを裏切ろうとすれば、もはや定番化してしまったため見抜かれて成長しろと説教&電気ビリビリの刑にされるなど踏んだり蹴ったり。それでもアスガルドの民のピンチには、「お前たちの救世主はここにいるぞ」と叫びながら大仰なポーズ付きで登場。ちゃっかり大活躍して見せた。
■果敢にサノスに立ち向かうも…『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)
全宇宙の生き物を半減させるという野望を実現すべく、すべてのインフィニティ・ストーンを集めようとする最凶のヴィラン、サノスとそれを阻止しようと立ち向かうアベンジャーズの戦いを描く『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。物語は避難船で宇宙を彷徨っていたソーやロキたちアスガルド人をサノスが襲撃するという、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の続きから幕を開ける。
圧倒的な力を持つサノスに対し、“ソーの命か、隠し持つストーンか”という究極の選択を突きつけられたロキは、神妙な面持ちで「(ソーを)殺せ」と言い放つ。だが苦しむソーを見て拷問を止めさせ、ついに諦めたかと見せかけて、ハルクをけしかけるなど必死に抵抗。
しかしハルクが敗北し、今度こそ本当のピンチになると「地球を案内するよ」と軽口を叩きながらすり寄る、さすがの変わり身の早さを発揮。からの、サノスにダガーを突き立てようとするなど、わずかな時間でコロコロと態度を急変させ翻弄するも、最後はサノスに首の骨を折られ、命を落としてしまった。
■ドラマ「ロキ」につながっていく…『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で絶命したロキだったが、アベンジャーズが元の世界を取り戻すため過去の世界にタイムトラベルし、インフィニティ・ストーンを集めるというストーリー上、本作にも登場しファンを喜ばせた。
『アベンジャーズ』の2012年のNY決戦で、アベンジャーズに敗れた直後のロキ。『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でのダークエルフ侵攻直前の2013年のアスガルドで牢獄に幽閉されているロキと、2度にわたって登場。
特に前者では、猿ぐつわをはめられたロキがとあるアクシンデントから四次元キューブが埋め込まれた杖テッセラクトを拾い、そのままどこかへと姿を消してしまうという重要な展開が描かれた。
そしてテレポート後の世界線が舞台となるドラマ「ロキ」。アベンジャーズから逃げだし時空を歪めた罪で、“世界の時間”を監視するTVAという謎の組織に拘束されたロキ。自由の身になるために、他人に化け、嘘で他人を翻弄する能力を使い、世界の時間を修復しようとするが、その過程で人類の歴史に隠された重大な“謎”が明かされる。
「マイティ・ソー」シリーズ第4弾『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』にロキは登場しないという報道は少し残念だが、今後の映画シリーズにもつながっていく重要なドラマ。ロキのチャーミングな魅力を改めて味わいたいところだ。
文/サンクレイオ翼
(出典 news.nicovideo.jp)
『ロキ』(Loki)は、マーベル・スタジオが製作するアメリカ合衆国のインターネットテレビドラマシリーズ。2021年6月9日からDisney+にて独占配信予定。 マーベル・シネマティック・ユニバースはこれまで映画をメインに展開され、テレビ放送やネット配信といった他の媒体で公開されたドラマ 10キロバイト (690 語) - 2021年6月18日 (金) 02:45 |
映画にはない『ディズニープラス』でしか観れないロキがとても魅力的でファンからはかなり愛されています。ぜひ『ドラマ ロキ』ご覧下さい。
<このニュースへのネットの反応>
コメント
映画キングコングの主人公にも抜擢されてましたよね?たぶん。
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