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いきなりだけど、オプションで難易度を変更できるタイプのゲームについて、みなさんはどう思うだろうか。僕はバカなので、こういう選択肢があるとまず第一に、一番難しいモードを選択してしまう。

そうすると、どうだろう。序盤からどんなジャンルであろうと全く歯が立たず一方的にやられるということが起きてしまい、マジで先に進めないことがほとんど。でもそれはそれで面白い経験ではあるので、適当なところで難易度を普通にして、気持ちを切り替えて遊ぶようにしている。

難易度を選べるゲームではイージーモードや、「易しい」と銘打たれた選択肢を用意しているタイトルも多い。最近ではありがたいことに、難易度をもっとも簡単な状態にしても別にペナルティもなく、逆にもらえる経験値が多くなるなど、攻略を楽に進めるにはむしろ推奨されるような傾向も見られるようになった。今日はこの、イージーモードについての話をしていきたい。(文:松本ミゾレ)

現実世界は困難も多いので、せめてゲームだけでもスムーズに進めたいよね

先日、5ちゃんねるに「ゲーム『難易度をイージーに変えて再挑戦しますか?』←黙れ」というスレッドが立っていた。スレ主は負けん気が強いようで「バカにするんじゃないよ」と書き込んでもいる。

何度も何度も負けていると、こういう提案をしてくれるゲームってたまにあるよね。それこそ、初代『アーマード・コア』もその一例だった。負けが込んで借金が一定額を超えるとプレイヤーには問答無用で強化人間手術が施され、真人間ではいられなくなってしまう。

ところがこれ、演出も含めて一見ペナルティのように見せかけておいて、肩グレネード砲を静止せずにぶちかませるようになるなどの上方修正を行ってくれる措置。実際にはその後の展開が楽になるように配慮してくれたというわけで、不慣れな人は強化人間になることで、ようやくまともに立ち回る機会を得ることができた。

僕も子供の頃にはこの強化人間化を使って遊んでいた。上手い人は改造手術に頼らず攻略することができるから結構いいシステムだと思った。

さて、先程のスレ主の主張について、スレッドでも色々な声が寄せられているので、ちょっと引用してみたい。

「イージーいいよな 俺も選べる時は最初からイージーにしてる」

「最初っから一番低い難易度でしかプレイしない」

「まるで下手くそ扱いされてるみたいでムカつく」

「だって実際下手くそだから死にまくってるじゃないですか……ってゲーム側は思ってると思う」

と、イージーモードを受け入れている人や、意固地になって何度も再プレイしている人とに、大きく分かれる様子が見られた。

僕はちょっとムキになりやすい性格なので、負けても負けても何度もやり直しをして、それでやっとクリアしたときの感激を味わいたい、と考えたりもするんだけど、どうしてもクリアできないものはできないので、そういう場合にイージーモードがあればたしかに嬉しいし、活用もするよなぁ……と思うところだ。でも、難しいタイトルに限ってそういうのあんまりなかったりするんだけどね。

難易度調整MODって実際どうなの?

しかしながら最近は、一般ゲーマーの中の有志が既製品のゲームに対応したMODを制作し、インターネット上で頒布するということも当たり前になっている。据え置き機ではこのMODの頒布も制限されているが、Steamで遊べるタイトルなら、結構色々選べるよね。

ゲーム中のNPCの容姿を変更できたり、装備品の見た目をかっこよくしたり、色々なものがある。それこそさっきも『アーマード・コア』の話をしたけど、最新作の『アーマード・コア6』では、その難易度の高さから「難易度変更させてくれ」という声もあったそうだ。

でも、開発したフロム・ソフトウェアはある時期から「いや、負け続ければ逆に敵がどんどん強くなるよ」みたいな凄い仕組みをゲームに導入させたりする変わった会社。なので当然『6』にもそんな機能は搭載されていない。

だからなのか、現在、ネット上には本作対応の難易度を下げるMODが存在している。重量制限を緩和したり、武器の有効レンジを伸ばしたり、報酬額を増加させたり、広くゲームプレイが快適に、ぬるくなるように調整しているようだ。たしかにこれがあればクリアもたやすくなるだろう。

ただ僕も以前、MODに頼ったせいでヌルゲー化を招いた経験があるので、導入は慎重にするべきと主張はしたいところ。もうめちゃくちゃになってしまうので、導入するなら最低でも一度作品をクリアしてからのほうがいいと思う。まあ、そうすると難易度が高いゲームにはそもそも導入できないことになるけれど。

MODの導入は簡単なんだけど、明らかに難易度関連の調整も雑になる。しょせんMODはプロのクリエイターの提供するものではないので、いろんな意味で凄いことになってしまいがちなのだ。

しばしば「ゲーム中の難易度設定でイージーを選ぶのは雑魚」みたいな主張を見ることもあるけど、メーカーが推奨する低い難易度はゲーム性をある程度壊さないように配慮されているので、難しいと思ったら素直にイージーモードにするのは別に恥ずかしいことじゃない。

むしろ難易度を下げず、結果的に投げ出してクリアしないようなことが続くのはもったいない!

ゲームで負け続けたら「難易度イージーで再挑戦しますか?」 これに「下手くそ扱いされてるみたいでムカつく」という声
(出典 news.nicovideo.jp)

バイオハザード』(BIOHAZARD、英語圏の洋題: Resident Evil)シリーズは、カプコンによる日本のコンピュータゲームシリーズ。主なジャンルは「サバイバルホラー」で、派生作品によっては「サバイバルガンシューティング」、「サバイバルアクション」、「サバイバルシューター」などと銘打たれたものも含まれている。…
201キロバイト (25,517 語) - 2023年12月9日 (土) 13:36


(出典 img.gamewith.jp)


ゲームで負け続けることは何も恥ずかしいことではありません。上手くなるまで何度でも挑戦することが大切です。設定を開けばいつでも難易度の変更は可能ですが、ゲームの途中に「難易度を変えますか?」と問われるのはちょっとした屈辱ですね。例えるとバイオハザードシリーズがそういったシステムですが、必要なのでしょうか・・・?


<このニュースへのネットの反応>

コンテニューにボタン連打するクセで誤って変更する場合があるからタイトル画面で変更でいい。




ソシャゲで廃課金すれば常にベリーイージーでゲームを楽しむことができます


逆に『難易度をイージーに変えて再挑戦しますか?』っていうゲームを具体的に知らんのだが…… 『オプションでいつでも難易度を変更することができます』はいくらでも見てきたけどね


鬼武者は死にまくるとイージーモードが加わる


ゲームランクなんて常に変動するものだろ?死にまくれば下がるけどそれも許せないの?


ゲーム機「見栄を張るな」


本当に下手扱いしてるなら自動で勝手にイージーにしているはずだけど...


???「あなたにふさわしい難易度はイージーです」


ああ、そういえばバイオ4、5は(他は知らん)難易度PRO以外はゲームオーバーになる毎に内部難易度が徐々に下がっていく仕様だったなぁ。ヘタクソ云々より、ダメージ計算とかの検証に使いにくくなるからやめて欲しかったけど、そういうの


ヘタクソ扱いでもぐうの音も出ない、けどな、何十回何百回ゲームオーバーになっても、それでも立ち向かうゲーマーの意地も理解して欲しい、コンティニュー画面で聞くのは余計なお世話。


何故そんな機能が出てくるようになったのか。それは何度やってもクリアできないヘタクソが、自分の腕を棚に上げて「クリアできない!クソゲー!!」と悪評をまき散らしたからなんじゃねえかと予想する。強制的にイージーに変えてくるんなら兎も角、ちゃんと選択肢としてプレイヤーに判断をゆだねてくれてるんなら、文句言うところなんかないやろ。


頑張って何度もチャレンジしてようやくクリアできても「おめでとう!だが貴様のプレイはCランクだ」みたいなので萎えるから難易度下げるか聞かれるとかよりクリアランクの方が嫌いだわ